2024年度(令和6年度)の「新潟市健幸すまいリフォーム助成事業」は、市内に居住、または居住予定の個人で、子育て世帯または高齢者世帯を対象とした補助金制度です。この事業は、子育てや高齢者の暮らしをサポートし、健康で幸せに暮らせる住環境を整備するために、リフォーム費用の一部を助成します。
- 子育て世帯:2006年(平成18年)4月2日以降に生まれた子供がいる、または妊娠中の世帯。
- 高齢者世帯:65歳以上の高齢者がいる世帯。
対象住宅
補助対象となる住宅は以下の条件を満たす必要があります:
- 新潟市内にある一戸建て住宅または集合住宅の住戸内部分であること。
- 居住部分で行われる工事であること(店舗や事務所など非居住部分は対象外)。
対象工事
補助の対象となる工事は、住環境の改善を目的としたリフォーム工事です。工事はバリアフリー化、子育て対応、省エネ化のいずれかに該当し、以下のような内容が含まれます。
- バリアフリー化工事
高齢者や障がいを持つ方が安心して暮らせるよう、住宅のバリアを取り除くリフォームです。- 手すりの設置
- 段差の解消・スロープの設置
- 浴室改修(手すりや段差解消、暖房機の設置など)
- 洋式便器への改修
- 転倒防止のためのノンスリップ床やセンサー付き玄関灯の設置
- 子育て対応工事
子供の安全を確保し、育児負担を軽減するためのリフォームです。- 子ども部屋の改修や増築
- 衝突や落下事故を防止する安全工事
- 対面式キッチンへの改修(家事負担の軽減)
- ビルトイン食器洗い機、宅配ボックス設置
- 省エネ化リフォーム工事
住宅のエネルギー効率を向上させるためのリフォーム工事です。- 断熱改修(窓・外壁・屋根・床など)
- 高効率給湯器の設置
補助金額
補助金は、対象工事ごとの補助額の合計で、上限10万円となります。最低1万円以上の工事が対象です。
- 例えば、浴室全体のバリアフリー化・省エネ化を行った場合、5万円から7.4万円の補助が支給されます。
- 子ども部屋の増築や改修工事には、それぞれ10万円、5万円の補助が適用されます。
申請方法
- 申請受付
- 令和6年7月3日から受付が開始され、予算がなくなり次第終了します。第2期は令和6年10月予定です。
- 提出書類
- 補助金交付申請書、住宅の全景写真、市税納税証明書などの書類を準備し、申請します。
- 交付決定
- 申請書類の審査後、約2週間で補助金の交付が決定されます。
- 工事開始
- 必ず交付決定後に工事を開始してください。事前に工事を開始した場合、補助金は適用されません。
- 実績報告
- 工事完了後、工事前後の写真や実績報告書などを提出し、審査が完了した後、補助金が指定の口座に振り込まれます。
FAQ
- 補助金を申請する際の条件は何ですか?
- 子育て世帯または高齢者世帯であり、市内の住宅に居住、もしくは居住予定の方が対象です。
- 補助の上限額はいくらですか?
- 補助金の上限額は10万円です。
- 申請はどのタイミングで行えばいいですか?
- 工事を開始する前に申請が必要です。交付決定後に工事を開始してください。
- 工事はどのような業者に依頼すればいいですか?
- 新潟市内に本社・支店などがある業者、または市内の個人事業主に依頼する必要があります。
- 対象外となる工事はありますか?
- 事業専用部分(店舗や事務所)の工事や、過去に補助を受けたことがある住宅や個人は対象外です。
- 補助金の振り込みにはどのくらいかかりますか?
- 補助金確定後、約1か月で指定口座に振り込まれます。
- 他の補助制度と併用できますか?
- 一部の制度とは併用可能ですが、重複する工事は補助対象外です。