「外壁を美しく、そして長持ちさせたい」そうお考えの新潟市中央区の皆様へ。
今回は、人気のシリコン塗料を使用し、上品なホワイトの外壁に生まれ変わった施工事例をご紹介します。
特に注目していただきたいのが「コーキング後打ち」という選択。
そのメリットや、今回の施工でこだわったポイントを詳しく解説します。
1. 施工概要
- 施工場所：新潟市中央区（団地内）
- 外壁塗料：シリコン系塗料（色：ホワイト）
- 破風（はふ）：塗装せず板金仕上げ
- コーキング：外壁塗装後に打ち替える「後打ち工法」
- 下地補修：お風呂廻りの一部下地劣化に伴い、部分張替えを実施
2. ホワイトの外壁にこだわった理由
オーナー様（奥様）の強いご希望により、今回の外壁色は「ホワイト」を採用しました。ホワイトは清潔感と高級感を演出でき、シリコン塗料の高耐候性とも相性が良いため、新潟市内でも特に人気の組み合わせです。
また、団地内の周囲の建物と調和しやすく、明るい印象を与えたいという意図もありました。
3. 破風は板金仕上げで高級感アップ
通常、破風部分は塗装で仕上げることが多いですが、今回の施工では耐久性と見た目の高級感を重視し、板金カバー（ガルバリウム鋼板など）で被せています。
- 紫外線や雨風に強く、色あせや劣化のリスクを抑制
- ホワイトの外壁とのコントラストでシャープな印象に
- メンテナンス性が高く、塗り直しの手間を軽減
4. コーキングは「後打ち工法」を採用
外壁塗装後にコーキング（シーリング材）を打ち替える後打ち工法を採用しました。以下では、後打ち工法の主な利点と注意点をまとめます。
4-1. 後打ち工法の主な利点
| 利点 | 解説 |
|---|---|
| ✅ 仕上がりがキレイになる | 塗装工程でコーキングを汚さないため、目地まわりが美しく仕上がります。特にホワイトなど明るい色の外壁では、汚れが目立ちにくくなります。 |
| ✅ コーキング材の弾力性をそのまま保てる | 上から塗膜をかけないため、シーリング材本来の伸縮性が維持され、割れや破断のリスクが低減します。 |
| ✅ ひび割れの追従性が高まる | 外壁の動きに対し、塗膜が被らない分、柔軟に追従できます。地震や気温変化による外壁の微妙な動きにも対応しやすいです。 |
| ✅ 補修が簡単 | 将来的にシーリングの打ち替えや補修が必要になった際、塗膜を削る必要がなく、メンテナンス性が高いです。 |
4-2. 後打ち工法の注意点
- 色合わせに要注意
塗装後にコーキングを打つので、外壁色（ホワイト）に合わせたコーキング色を選ばないと目地だけ浮いて見える場合があります。今回はホワイトに近いコーキング材を使用しましたが、太陽光の下や室内から見たときに違和感が生じないよう、サンプル確認を入念に行いました。 - 他の工法が適するケースもある
外壁材や建物の種類によっては「先打ち＋増し打ち」や「塗装仕上げ込みのシーリング（打ち込んだ後に上塗り）」などが適している場合があります。後打ち工法を選ぶ際は、設計段階で外壁材の特性や周囲環境を考慮し、最適な方法を判断してください。
5. 団地内での設置なのでコケ・カビの心配は少ない
一般的に、家の裏が山や林に面していると日当たりや通気性が悪くなりやすく、コケやカビが発生しやすくなります。しかし、今回の施工現場は団地内の住宅街で風通し・日当たりも十分に確保されています。
そのため、コケ・カビの発生リスクは低く、お客様のご要望に沿ったプランをご提案できました。
6. 下地劣化が見られたお風呂廻りは部分張替え
外壁の中でもお風呂廻りは水蒸気や結露の影響を受けやすく、一部下地が劣化している箇所がありました。
- 補修内容：既存の劣化したサイディング下地を剥がし、新しい防水透湿シートと専用下地材に張り替え
- ポイント：下地補修後にしっかり乾燥期間を設けてからシリコン塗料を塗装。これにより、後々の塗膜剥離や膨れを防ぎます。
これにより、見た目だけでなく耐久性も確保し、将来的なトラブルを未然に防ぐことができました。
7. 施工前施工後写真（施工前施工後の写真を掲載します）
- 施工前の様子
- 外壁全体に経年汚れや色あせが見られ、お風呂廻りは特に下地の劣化が目立っていました。
- 破風は旧塗膜が剥がれ、錆が発生し始めていた状態。
- 下地補修後・板金破風完了時
- お風呂廻りは下地を張り替え、防水シートも新設。
- 破風にはガルバリウム鋼板板金を施し、ひび割れや錆の心配がなくなりました。
- 外壁塗装（シリコン塗料・ホワイト）施工中
- 下塗り～中塗り～上塗りの流れでムラなく整然と塗布。
- ホワイトの塗膜がしっかりと発色し、住宅全体が明るく上品に生まれ変わります。
- コーキング後打ち完了時
- 外壁塗装完了後、目地部分にホワイト系のシーリング材を後打ち。
- 目地のラインも美しく揃い、全体が統一感のある仕上がりに。
- 完成後の全景
- 真っ白な外壁にシャープな板金破風が映え、まるで新築のような印象に。
- 周囲の景観とも調和しつつ、ひときわ目を引く洗練されたデザインです。
※写真は施工業者様にご用意いただくようお願いいたします。
8. お客様からの声
「真っ白な外壁にして本当に良かったです。団地内でも目立ちすぎず、でも上品で清潔感がある仕上がりに大満足。
コーキングも後から入れていただいたので目地がスッキリして見えます。
破風の板金もメンテナンスが楽そうで安心しました。ありがとうございました！」— 新潟市中央区・K様邸
9. まとめ
- ホワイト×シリコン塗料：高い耐候性と清潔感・高級感を両立
- 板金仕上げの破風：美観と耐久性を同時にアップ
- 後打ちコーキング：キレイな仕上がりとメンテナンス性の向上
- 下地補修（お風呂廻り）：劣化箇所を見逃さず、長期的な安心を確保
- コケ・カビリスク：団地内で日当たり・風通し良好なため問題なし
今回の施工を通じて、「見た目の美しさ」はもちろん、「将来的なメンテナンス性」や「耐久性」も同時に考慮したプランをご提案できました。外壁をホワイトにしたい、コーキングの仕上がりにこだわりたい、破風を板金で仕上げたい……といったご要望があれば、ぜひ当社にご相談ください。経験豊富なスタッフが最適なご提案をいたします。
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